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2008年6月

2008年6月29日 (日)

写真で綴る矢木沢ダム放流

まあ、深いため息、とかいったって、矢木沢ダム・奈良俣ダム試験放流と聞けば、ガソリンが180円台になろうが、普段だったら下道1時間かけて練馬ICまで行くところを、中央道から圏央道使って関越抜けるという贅沢も一切の躊躇せずに駆けつけるわけです。



ということで、遅くなりましたが、6月15日に行われた矢木沢ダム試験放流に行ってきた。



 約9ヶ月ぶりだけど、美しい姿を変わらずに見せてくれる矢木沢のアーチ。アーチの下に立ったら、きっとダムに抱かれているみたいな心境になってうっとりしてしまうと思う。それと、やっぱりあのキャットウォークは歩いてみたいな。若干、高所恐怖症の気があるくせに。(画像はすべてクリックすると拡大します)。



















 でも9ヶ月前と違うのは、12mも雪が降り積もり下界から閉ざされるほどの冬場を越しているということ。だから、湖面は雪解け水でいっぱい。もちろん、今回のために満水まで貯めているんだけど。それにしても綺麗。湖の周りの木々は緑深く夏いよいよという感じなのに、向こうの山々には雪渓。この湖はカヌーやカヤックが出来るので、けっこうな人が来ていた。近くにキャンプ出来るところもあるし。そりゃ気持ちいいだろうなあ。









 一通り天端を歩いたり湖面やウォータ—スライダやゲートを眺めたところで、アーチの下に戻って放流を待つ。放流1時間前くらいなのに、この時点でかなりの見学者が来ていた。つーか、俺は何時間前に到着してんだって話だが。










 始まった!始まった!約1年ぶりの放流は、その間の汚れを落とすように、最初は濁った水から始まった。しかし、数年前、タモリ倶楽部のダム特集で見た時に衝撃を受けた放流を、その映像が、僕がダムに嵌るきっかけとなったといっても過言ではない放流を、まさか実際に見る事ができるなんてなあ。感慨深いよ、これは。ぐすん。今日は長いよこのエントリ。









 この時点で毎秒20m3/sくらい。予定ではこの倍の40m3/sまでなるっていうんだからそりゃもうなんつーかもう。2枚前の写真まであんなに澄み渡っていた川が今はこの通り濁流。

ここに立っていれば誰もが出てくる欲求。もうちょっと間近で見たい。よし、あの下に行ってみよう!










 ここはダムからの放流と発電用に使われた水が流れ込む合流地点のちょっと下流。だからツートンカラーに。














 自分の目の前に晴れと雨の境目があって、体の右半分濡れて左半分濡れなーい、なんて体験をした人の話を何回か聞いた事があったけど、今回、僕もそれを経験した。写真で分かるように、道路が濡れている向こう側は豪雨、こちら側は晴天。雨なのは、水煙が降り注いでいるため。それにしても、なにやら穏やかじゃない量の放流がここから見えるんだけど……。走れ!


















 す、すげえー。なんだ、これ。















写真右に映っている水が洪水吐きから出てきている水で、左の霧のようなものはすべて水煙。つまり、重力に反して空へと昇りやがて僕たちの頭の上に降ってくる水。それにしてもね、みんな濡れることも顧みずによく見学してるよ。というか、喜んでるからね。濡れちゃったーって、みんな笑顔。こんなにも人を幸せにする放流があるとは知らなかったよ。僕もかなりはしゃいでしまった。この天候での水浴びは悪くなかった。むしろ気持ちいい。素敵。








 もう、なんだか幻想的な気さえしてくる。






















 さきほどの場所に戻る。ただいま最大放流量。ここからの迫力もまたすごい。そりゃあれだけ水煙上げてればびしょ濡れになるわ。












天候も放流もすべて最高な日だった。4時間かけて来たかいがあったよ。こんなにはしゃいだのはほんと久々。って、この数時間後に、隣りの奈良俣ダムでも放流があって、そちらにももちろん行ってきたんだけどね。 








2008年6月19日 (木)

群馬に行ってきたわけで



更新滞っててすいません。



15日の日曜日はこんなところに行ってました。近いうち詳しく書きます。






2008年6月 1日 (日)

西大滝ダム

 先日の旅で西大滝駅に降りた理由はこれ。西大滝ダム。駅から五分という最高の立地。こんなのなかなかない。不動産でいうところの駅近ダム物件だ。言わないって。



雄大な千曲川をせき止める。ダムというよりは、可動堰に近い印象を受けた。コンクリートの劣化具合から歴史を感じる。まるで要塞のようだ。いや、ダムってどれも要塞のようだけどさ。あ、今もやってるかわからないけど、僕が子供の頃、夕方に小学生たちが主人公の合体形のアニメというのがあった。「ライジンオー」とか。平時、ロボットが学校のプールや校舎に格納されていて、出動になるとプールは十戒の如く割れ、校舎も真っ二つになってロボットが発進する。このアニメに限らずロボット系のお話の肝として「通常どこに隠しておくか」というところは重要なテーマの一つの気がする。サンダーバードだって、ヤシの実倒れて2号発進が醍醐味なわけで。それでいうと、ダムって最適だ。ダム湖が割れて発進だっていいし、堤体が変形してもいいし、大放流して水位が下がって湖底から現れるのだって。発進までどれだけ時間かかるんだよ、は置いといて。



でも見た事ないなあ、ダムが格納庫になってるのって。あ、そうか、乗り込むまでにえらく時間がかかるんだ。例えば西大滝ダムにロボットを格納していた場合、主人公が東京にいると仮定すると、出動かかって長野新幹線乗って長野でて飯山線乗ってようやく。発進するころには瓦礫の山だな、街は。ヘリで行くとしてもねえ。いや、だから発進までの時間を考えちゃ駄目なんだって。

そもそも主人公は東京にいる必要があるのかとか、既存の構造物に格納する必要はあるのかとか、合体しなくていいだろうとか、そういう疑問も浮かんできてしまったのでこのへんで止めておこう。






 スティーブンセガールやブルースウィルスあたりが銃撃戦を始めそうな雰囲気のあるゲート上の通路。敵を待ち伏せるには最適。至る所、コンクリートが剥がれていたりして大丈夫なのか心配になる。























 ゲートによってせき止められた川の水は、上流向かって右にある水路へ。写真はその水路の入り口にあるゲート。水路の水量を調節するものだと思われる。
仕切り版があるのが珍しい。何のためだろう。













 水路。この水は、信濃川発電所に送水されて電力へ姿を変える。流行の早さも水量もけっこうある。



豪雨の後の川幅いっぱい上限水位ぎりぎりまで上がった川とか、満水時のダムとか、圧倒的な水量ってなんか怖い。なんだろ、あのケツの穴むずむず系の恐怖。どんな系だよ。高い所に昇って感じる恐怖にかなり似ている。自分のいる場所は安全、と分かっているのに、どうもそれに確信が持てず、心に不安が渦を巻く。




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