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2013年8月12日 (月)

金魚を見に日本橋へ

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俺は金魚が好きだ。


高校に入るくらいまではけっこう生き物を飼っていて、その中には俺の未熟さゆえに死なせてしまったものもあるけど、金魚は長く飼わせてもらっていた気がする。
買い始めたきっかけは飼育が簡単とか祭りで取ってきたというような理由だったと思うし、そのときはまったく金魚が好きだなんて自覚はなかった。

俺は俺が金魚が好きだと認識したのは、数年前NHKでやっていた「金魚入門」という番組がきっかけだった。その番組では金魚の歴史から種類、飼育方法、品評会なんかの金魚にまつわる話がわかりやすく丁寧に紹介されていく。金魚に思い入れのなかった俺が金魚が好きだと自覚し、のちにこの番組がDVDになっていることを知って買ってしまうくらいに金魚の魅力がうまく引き出されているのだ。


ちょうど今の時期、そして最近の手加減無しの本気の夏の休日の午前中なんかに見返したくなる。午後じゃなくて午前が似合う。アイスなんか食べながらだとなお良い。そして俺は見返すたびにその中に出てくる金魚の品評会に行ってみたいと思うのだ。行ってみたいと思っているということは未だに行っていないということだ。
俺は「アートアクアリウム」も以前から気になっていた。気にはなっていたが行くことはなかった。それは俺が思う金魚の魅力を引き出す演出方法としてアートアクアリウムのそれに若干違和感を覚えていたからだった。


砂利が敷かれたカボンバ漂う中で涼しげに泳ぐ金魚が好きだ。睡蓮鉢の蓮の葉が浮かぶその下にひっそりと潜んでいる金魚が好きだ。

普通だ。普通すぎる。普通の飼育環境だ。それじゃあイベントにならない。そう、俺はそもそも観葉植物が好きで、水草が好きなんだ。だから当然水草水槽も大好きだ。


「水草展2013」

これは行きたい!行きたいが筑波っていう……。

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金魚に限らず、淡水魚は水草の中で泳いでいるところを見たいという思いがある。
それにアートアクアリウムって金魚よりも熱帯魚を魅力的に見せるための演出なんじゃないのか?って疑問がぬぐえなかったんだけど、でも熱帯魚を見せたんではそれはやっぱり普通なのだ。見たことのない世界に金魚がいるっていうのがコンセプトなわけだから(どこかにそんなことが書いてあったのを読んだような)。


しかし実際に見るとあれでよかった。色とりどりの照明に照らされて艶かしくすら感じる水槽の中で泳いでいる金魚を見たとき素直に驚きの声が出たし、それは初めて見る光景だった。初めてのものを見るというのはとてもいいことで俺は初めてが好きだ。

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俺が普段金魚に感じている涼しげさや優雅さ、があるにもかかわらずどこかやぼったさがありそれがかわいくもある、というような印象とはまったく別の何かがあった。その「別の何か」が好きか?といわれると俺は好きじゃないかもしれない。


シャンパンタワーのような水槽が折り重なって出来上がっている展示であったり、時間とともにさまざまな色に変化していく照明に照らされる金魚たちはトゥーマッチにも感じたし、そもそも青い光に照らされると金魚それ自体の発色がとても見えづらい。けれどあの非日常空間の中であるならそれはアリだった。


お土産コーナーで三種類1セットの金魚の紙ふうせんを買った。すごくかわいいやつだ。



日本橋を後にした俺は映画でも観ようかと有楽町まで歩いた。歩きながら「風立ちぬ」にしようと決めた。コンクリートの照り返しがじりじりと体力を奪っていき、炎天下の中では有楽町は遠く、普段よりもきっと距離が伸びる


有楽町に着くと高知のアンテナショップに高知県を代表するゆるキャラがいた。どうやらカツオらしい。


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正面から見ると、ってこれは後ろ姿だけど(横向きが正面らしい)普通だが、横からみると……、

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一転して血の匂い立ち込める切り株映画的惨劇! もうちょいデフォルメしてもよいのでは……。

カツオもこの日差しの強さじゃ炙られてカツオのタタキになっちゃうよな~ハハハ! みたいなことを俺は言わない。思っても言わないし思ったことなんて一度もない。



映画館に着く。が、目的であった「風立ちぬ」は満員で(数日後に観たよ)、代わりに「さよなら渓谷」を観た。


映画が始まりフロアが暗くなると、視界の端に午前中に見たランチュウの姿が浮かび泳ぎ始めるが、しばらくすると飛んでいくように消えてしまった。


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