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2013年11月19日 (火)

関東に強い台風が迫っていた9月のある日のこと。

日暮里駅で買ったタンドリーチキンサンドを食べながら車窓を眺めていると、ときおり恐怖を覚えるほどの雨風が窓を叩く。台風のせいだ。

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あ、このサンドイッチうまい。うまいものをパンでサンドしてるんだからタンドリーチキンサンドは間違いないのは明白なんだけど。鉄板ってやつ。にしても、だ。

タンドリーチキンといえば、無印良品の「フライパンでつくるタンドリーチキン」である。これはタンドリーチキンの元で鶏肉に塗りたくるだけでインド数千年の歴史に裏打ちされた複雑怪奇なあのスパイスの味が家で手軽に楽しめるのである。タンドリーチキン界の革命であり Viva La Revolution である。ネオン管代わりにケータイかざして料理しちゃうわけである。


そして俺はタンドリーチキンサンドを食べながら、この時代に生まれた意味知るすべ持たずに常磐線で土浦へ向かっていた。


鉄道というのは本人がどこの駅で降りようか、明確な目的地がなくとも線路が続いている限り運んでくれるのがいい。究極的には乗るか、降りるかだ。車だとこうはいかない。例え目的無しにドライブに出かけたところで自分で運転するとなると、その交差点をまっすぐ進むのか、左折か、右折か。高速に乗るのか、下道で行くのか。判断の連続だ。家を出るときはそうであっても海に着くまで「海へいくつもりじゃなかった」なんてことはあまりなくて、普通はその手前でなんとなく海の気配がするしそれっぽい地名が出てくるしあるいは看板にずばり海岸の名前が出てくる。そしてそうなったとき、じゃあ海に行ってみようかとなるんじゃないかな。しかし鉄道の場合、本当に不意に窓いっぱいに海が広がったりする光景に出会してしてまさに「海に行くつもりじゃなかった」ってなる。だからあのタイトルは鉄道移動のことを言っているいんじゃないか説。


とか考えてたら土浦駅に10時到着。未だに生まれた意味知るすべ持ってないけど土浦には目的があって降りた。目的があり目的地であった。
電車の中、耳にぶっ刺さっていたイヤホンから流れていたのはフリッパーズギターでもDragon Ashでもなくandymoriだったけど。


実家から車で来ていた父親と合流。ここでは土浦に来た目的は割愛。それを終えたのが14時。この後車で実家に帰るという父親となぜか俺も一緒に同行することに。



14時すぎ、土浦IC。渋滞もなく首都高に入り東名へ。と簡単に書くがほとんど首都高乗らない人間にはやっぱりあの分岐の連続はハードモードすぎる。ナビがなかったらC1から出れずにひたすらぐるぐる回ってハチミツになってしまうことも懸念された。うちの車は黄色だしな。俺がはちみつイエローカラーの輪を作り、残り四色誰かが犠牲になれば東京五輪メモリアルになるってわけだね。なるほどね! つか車線変更するときはウインカー出せよ! マツダのアテンザ乗り、てめーだ! とか思いつつ台風が来ているとは思えないいい天気な東京日和。

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海老名SAで一度目の休憩&運転交代。
特に腹は減っていないけど何か食べたくなっちゃうサービスエリアの毒牙にやられて黒豚肉まんなるものを購入、400円。味? んー値段のわりに普通。


休憩を終えサービスエリアから本線に再び戻ったとき後悔が襲ってきた。さっきサーティーワンを視界の端に捕らえたんだけどあれもいっとくべきだったかもしれない……とか考えてていつのまにかウトウトしていたらしく清水あたりまで記憶がない。ん、清水? 新東名行かなかったの? 行くはずだったけどナビ通りに来たらいつのまにか過ぎてて入りそこねた、とのこと。運転しやすいと評判の新東名をまだ一度も走ったことがないのでちょっと気になっていたんだけど。140キロ想定の規格なんだっけ? 


牧の原SAでトイレ休憩&お菓子購入&運転交代再び俺。


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浜名湖あたりから強い雨。海沿いは煽られるくらいの風も出てくる。まあ台風に向かって走ってるから。

ここら辺でようやく明日新幹線動くのかな? ということに意識が向いて心配になってくる。明後日仕事だから明日中に帰らないといけないのだ。
この時点で台風は和歌山沖。予報は東海関東直撃コースで明日の15時あたりがピークと。ただでさえ休日上りの新幹線とか満席なんじゃ……? まあしかしここまで来たら前に進むしかない。


ガソリン給油のため伊勢湾道に入ってすぐの刈谷PAへ。ここでまた運転交代。

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伊勢湾道は伊勢湾を突っ切るルート(海上ど真ん中を走ってると思ってたけど陸と湾の境を走ってるのね)&多分ここらへんが台風再接近で本格的に嵐と呼んでいいほどの悪天候。いよいよ本領発揮という雰囲気。ここから先ほとんどの区間速度制限してた気がする。

伊勢湾道はしまなみ海峡ばりに橋で繋いであって昼間は景色がよさそう。
関西圏テーマパークで名前だけはなじみがあるけどどんなアトラクションがあるのかその実態はまったく謎な志摩スペイン村と両巨塔に鎮座している長島スパーランドの夜景を横目にして進む。スパーってなに? 温泉のSPA? 気になる。でもウィキペディアらない。


新名神に入りいよいよ雨風やばい。ってことくらいしか記憶にない。夜だったし時間の感覚もあんまないわ。


20時だか21時だかに桂川PAに入る。ここ逃すとその先西宮名塩SAまで30キロくらいノーサービスエリアエリア(誤字ではない)なので夜ご飯食べるため。しかしお店真っ暗。うっ、もう閉まってる……。

しかたないから名塩までGO! 今まで「なしお」って読んでたけど「なじお」だということを学ぶ。

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西宮名塩につくとここらへんは本当に激しい雨。建物まで10メートルもないところに駐車したのにその間にずぶ濡れ。


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ねぎたこうどんというよくわからない練り物が乗っているうどんをチョイス。こっちもねぎ「だ」こって濁らない。「関西は出汁も名前も濁らんのやでっ!」という声が聞こえてきたとかこないとか。


運転交代で三度目俺。フロントガラスを叩く雨、トンネル出口とか危険。


車内にあったベストアルバムなのかな、いきものがかりのCDがエンドレス。うっすら思ってたけど、吉岡さんて凄いクレバーでしたたかな人って印象があったけどその思いをより強く持つ。


山陽道に入り途中から事故渋滞っぽい全然流れないやつに巻き込まれる。たしか抜けるのに2キロ40分くらい。事故現場を通り過ぎるときはもう処理終わってたけど、トンネル出口右にゆるくカーブしてる外側のコンクリートの側壁がかなり削れてたからスリップでもしたのかな。


岡山県入ったら雨は弱まる。そして0時ちょいすぎ無事実家到着。ちょうど10時間くらいか。頻繁に運転交代してたから距離のわりにそれほど疲れもない。


さっそく天気を確認するけど、どう考えても交通機関の混乱は避けられない雰囲気。つーか新幹線動くのか微妙……。


という予想はばっちり当たってしまって大変だったというエントリはまた次回。


……というか9月のことをこの時期に書くとか遅すぎた感はある。



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