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2014年11月 4日 (火)

真(=ↀωↀ=)鍋(=ↀωↀ=)島に行ってきた。

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この国には島中猫だらけというエルドラドがいくつか存在するらしい。ググってみると岡山県にある真鍋島もそんな島らしいということがわかった。エルドラドも検索して出てきちゃうネットすごい。ということで行ってきた。行ってだいぶ日が経ってしまったがそのときのことを書いていく。

 

真鍋島に行く交通手段は笠岡港から船の一択のみ。
7時30分に笠岡のフェリー乗り場に到着。するとちょうどフェリーが離岸するところで、「あれ???」と思う。船がフェリーなのだ。フェリー乗り場なのだからフェリーなのは当然だけど、事前の調べでは真鍋島行きは漁船のような小さな船だったはず。そういえばネットで行き方を調べたとき船会社が二つあったからこれはもう一つの会社なのかな。待合室みたいなところに行くと北木島行きの時刻表だけしかない。たしかに真鍋島行きの船も北木島は止まるけれど、北木島は途中の島だったはず。もしかして真鍋島行きは別の場所の港なのかな?
 
車に戻りその周辺をうろうろするがそれらしい乗り場は見当たらずに焦ってくる。というのも乗ろうと思っている船は8時10分出航なのだ。出航まであと20分弱。朝飯も食べてないからコンビニ行く時間もほしい、島にはそういうのないだろうし。iPhoneで検索するとここから5分くらいのところに乗り場があることがわかる。向かってみるとたしかにあった。さっきの乗り場は駐車場も広くありフェリー乗り場って感じだが、こっちはローカル線の無人駅みたいな佇まい。目立つ看板もなく知らないと通り過ぎてしまいそう。無事近くのコンビニで朝飯を調達して戻ってこれた。ちょっと早めに着いといてよかったわ。
 
 

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乗ったのは20人弱くらいだっただろうか。大体の人が北木島で降りていった。
 

 
さっきのフェリー乗り場は北木島行きのみ。一方ここから出る船は
 
笠岡→神島→高島→白石島→楠→北木島→真鍋島
 
と止まる。どうもこの中では北木島はわりと大きな島なようでフェリー乗り場からは直行便が出ているという寸法らしい。あとあちらはフェリーなので車も乗せられる。
 
高速船というのもあって普通船が真鍋島まで1時間くらいのところ45分くらいで着く。最初スピードが早いのかと思ったがそうでもなさそうで、いくつか止まらない場所があるからその時間分早いということらしい。普通の船も高速船もどちらも一日四便。運賃は普通の船で990円。高速艇は1710円。ただ普通の船に乗りたくても時間が空くところだと3時間とか空いてるので時間があまりない人はどちらかを選ぶというよりはタイミングのいい船に乗らないとキツイ。

 
 

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船室。帰りは高速船に乗ったのだけど、外観は似ていたが船内はちょっと違った。
 
 

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船尾はデッキになっていて瀬戸内海の島々の景色を開放的な気分で眺めることが出来る。
 
この日は海は穏やかだった。まあ瀬戸内海は内海だからそこまで波が高いこともない?以前18きっぷで四国ほぼ一周したときに、四国脱出するのに愛媛から広島行きのフェリーに乗ったのが最後だから船に乗るのは10年くらいぶりだった。
 
 

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次に止まるところが光る。同行者が上の手書きの張り紙見て「え〜救命胴衣に金取んの!?!?」って素で発言していたのが本日の踊るヒット賞。どう考えても救命胴衣の数でしょ……。
 
 

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奥が船室でその途中にある。見学し放題。
 
 

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到着。ここまで来る人はあまりいなかったし来ていた人はほぼ観光客&みんな猫目当てだった模様。
が、港に着いて最初に思ったのは「あれ……? 猫いない……」
想像では船を降りるやいなや猫に囲まれてわー!!わしゃわしゃ!!(撫でる擬音)ってなるやつ想像していたのだけど全然見当たらない。
あの、最初にいっておくと、猫島で検索して見られるようなモンスターハウスのように猫に囲まれるような写真は出てきません。だってそんなに会えなかったんだもん……。
 
とりあえず辺りを散策していると、四匹ほど見つけてほっとする。冒頭の写真がそれ。なんだいるじゃん。意外だったのがけっこう警戒心が強い猫が多かった。近づくことすらできないのもいるし、うまくやれば撫でれるが間合いの詰め方を失敗すると逃げられるという猫も多い。ガンガンお触りOKな猫は少なかった。あとけっこう痩せてる猫も多かったな。観光客から餌とか与えられたり漁のおこぼれもらったりで餌に不自由しない生活と思っていたんだけどそうでもないのか?
 
11時半の高速船で帰る予定なので滞在時間は2時間半。その次の13時も高速艇で、普通の船は15時まで来ないのだ。
 
 
とりあえず猫はおいといて、この島のことをネットで調べているときに知った山の上にあるらしい展望台に行くことに。しかし島の地図を見ると島には二つ山があってどちらの山かわからない。地図を見る限りどちらも展望台があるっぽくて、標高が高い方に行くことにした。こっちには城跡もあるようだしそそられる。標高120メートルくらいだったかな、なのだけど、いかんせん島なので海抜0メートルからの120メートル、そして土地もないから一気に高度を上げる急峻な山道で軽い散歩気分で登るつもりがけっこう息が上がる。この日は湿度が高くじっとりと蒸し暑い気候で汗をかいた。
 
 

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わりと急でこの勾配が延々続く。
 
 
急な山道を20分くらい登ったところで少し開けたところに出た。ちょうど中腹くらいで、畑があり一人のおじいさんが農作業をしていた。それを横目に見つつ進んでいくと、ここから先はさらに急な山道でしかもあまり管理されていないみたいで下草伸び放題、蜘蛛の巣が道にかかってる。獣道のような様相を呈してきた。頂上まで行けるか不安で戻ったほうがいいんじゃないかとも思ったがせっかくだしもう少し行くことに。
 
 

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下からなんだかんだで30分ちょっとかかったか、頂上だと思われる城跡へ。しかし、とくに何かあるわけじゃなく周りも木が生い茂っていて景色も悪い。これが展望台? 奥を見るとさらに道が伸びていて稜線を通って隣の山まで続いている。どうやら展望台はさらに向こうの山の上みたい。しかしそちらへ続く道がほとんど人が通ったあとがなく、藪漕ぎになりそうなのでここで引き返すことに。俺がネットで見た展望台はもう一つの方の山の方だったのかな。
 
 

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中腹から。写真に写っている一番上までは登ったけど、展望台はそこから稜線を登ってさらに奥の山だった。
 
 
中腹にある畑まで戻ってきたところで、さっきの農作業をしていたおじいさんがまだいたので話を伺う。展望台はさらに向こうみたいで、今はもう誰も道の管理をしてないから荒れている。以前はボランティアで島の人がやっていたが、今はもう若いもんもいないしもう誰もやるものがいないと、と。
おいくつですか?と聞くと、91歳と。91歳!? これにはまじで驚いた。まったくそんな風に見えない。いって80くらい? と思っていたのだが。いやだって、ここまで来る道がとても90歳のおじいさんが登れるような道じゃないんだもの。俺ですらひーひーなるのに。でも関東大震災の年に生まれたとか言ってたからそうなのだろう。そしてなぜかじいさんのこれまでの人生の話に。
が、ここの話は割愛。島の人口を考えたら知ってる人が見たら多分特定出来るくらいのプライベートな話を聞かせてもらったのでそれで迷惑をかかるのも悪いから。ってそんな迷惑がかかってしまいそうな話でないし今の時点で見る人が見れば特定できるかもだけど一応な。
 
 
多分、20分くらいお話しさせていただいておじいさんと別れ、山道を降りて途中「三虎」という民宿に行く道があり行ってみることに。こっちの道は港と反対側の島の裏側を通る道でぐるっと回って戻ってこれそうだったから行ってみたのだけど、こちらも途中から藪漕ぎになり引き返す。
 
 

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見えている建物が三虎。夏のハイシーズンなんかは混み合うらしい。
 

 
下山して海沿いの道を歩き、船着き場に戻っていると猫に遭遇!!
 
 

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ここで2匹に会う。ブチ柄は警戒心強いが、もう一匹の黒で足下が靴下履いてる方の猫はものすごく人なつっこかった。この島であった猫で一番。50メートルくらい先から駆け寄ってきてくれたほど。
 
 

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右の猫の腹這い姿勢は近づきたいけどでも怖いの警戒心が消せない図。
 
 

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どのくらい人懐っこいかというと真鍋島行った人のブログとか読むと、だいたいこの猫写ってる。他の観光客にも愛想振りまいてたし。
 
 
しばらく二匹と戯れて船着き場に戻り、船着き場の奥の方へ行ってみる。
 
 

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こちらも警戒心強いのもいるが、うまくやれば触れた。
 
 
海沿いをある程度歩き陸の集落のある方へ歩いていくと、近くに木造の小学校があるみたいなのでそこを目指すことに。家の狭い路地を抜けていくと、けっこう路地路地にちらちらと猫がいる。
 
 

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小学校は見学もできるようだったがしなかった。ぐるっと路地を歩いて再び港に戻ると高速船の出発まであと30分を切っていたのでそこらへんの猫と戯れて時間を潰す。
 
 

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船の切符を売っていた人はこの島が好きで引っ越してきたと言っていた。子どももいて高校は笠岡に船で通ったんだとか。
 
ここの切符売り場の待合室にフランス人の画家? が描いた真鍋島の港を俯瞰で描いた、鳥瞰図のようなイラストが飾ってあったけどこれがよかった。めちゃくちゃ細かいし見ていて飽きない。その画家の母国フランスのテレビで紹介されたかなんかで以来フランスからも観光客がくるようになったと言っていた。
 
 

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帰りの船。
 
定刻通り船は出発。帰りは高速船だったので一時間弱で笠岡に到着。
 
 
最初に想像していたほど猫に会えたわけではなかったのでちょっと拍子抜け感は否めないが、けれど猫抜きでも普通に観光として楽しかったのでよし。それに今撮った写真だけ眺めてたら俺の写真でも島中猫がうじゃうじゃいるようにも見えるしそういうものなのかもしれない。
 
おわり。
 
 



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