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2017年3月29日 (水)

西沢渓谷

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顔を濡らす水滴が頭上を覆うねずみ色の分厚い雲からなのか、それともそばを流れる不気味なほどエメラルド色した渓流の飛沫なのか。下降気味の天候と迫力のある水量、その両方におじけずいていて俺は引き返したい気持ちでいっぱいだった。


「これは雨だ、このまま雨足強くなってきたら危ないんじゃないか」という母親の言葉で俺の不安は恐怖に変わる。程なくして豪雨。前を歩いていた家族も雨が降ってきたと騒ぎ始め、オーバーハングした岩の下で雨宿りを始める。心なしか先ほどよりも水量が多く激しくなったように見える眼前の渓流。来た道を戻りたい。このまま進んだらどうなるかわからない、危険が伴うかもしれない。死ぬ?


それまで何度か大丈夫だと安心させる言葉を発していた父親だったが、ここでキレる。


顔にかかってるのはほとんどが渓流の飛沫だし、雨も全然強くなってないし全く問題ないだろ。ここまで来てあとちょっとだしゴタゴタ言うな!


俺に、というよりは母親に。要するにたいして危険もないしなぜそんな子供が不安になるようなことを言うのかってことなんだけど、結構マジで切れてたので俺も怒られた気分でしばらくはシュンとなってしまった。
が、渓流歩きが終わり後半の旧森林鉄道の道になってから、天候は回復して陽が出て結構楽しく歩いた覚えがある。



というのが、俺と西沢渓谷の思い出。小学校2、3年くらい、いやもっと前か? 



9月の平日、25年ぶり以上になるかもしれない西沢渓谷に行ってきた。そう、去年の9月の話だ。


奥多摩の山に行こうかとも思っていたんだが、6時すぎの電車に乗れば西沢渓谷行きのバスが出ている山梨市駅に9時には着けることがわかって行ってみることにした。以前行った時には確か塩山駅から行った気があるし今もバスは出ているのだけど、塩山駅からのバスは土日祝のみのため、山梨市駅へ。


9時前に駅に着く。天気は悪くない。今回は雨に降られるようなことはないかな。最寄りのコンビニで昼飯を購入。9時半くらいのバスに乗り、市街を抜けて山道に入る、と遠くに見える山に雨雲らしき雲がかかっている。途中の乾徳山登山口に着くことには辺りの山は厚めの雲に覆われていた。


乾徳山登山口……? 乾徳山てなんか聞いたことあるぞ。子供のころにここも登ってなかったっけ??  というのは事前に西沢渓谷を調べていて思い出したことなんだけど、後日実家に電話することがあって聞いてみたら、父親に誘われて行くか? みたいな話になったんだけど、俺は行かずに父親だけが入ったということだった。乾徳山、鎖場もあるし登りに行きてえな。


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バスに乗ること約1時間、終点西沢渓谷入口に到着。降りるときにバスの運転手からこれから向こうは雨降ってくると思うから足元気を付けて、と言われる。確かに歩いていく先の山には重たそうな雲が。まあ、ここまで来たら行くしかないでしょ。雨具持ってねーけど。

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前半は渓谷沿いを登って行き、旧森林鉄道の道にぶつかったところで折り返し。帰りは渓流からは少し離れた森林鉄道の道を戻って来る。一周約10キロ、4時間コース。


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子供のころに来た時には、もうちょっとエメラルドが強くて怖い印象があったんだけど。水量とかによって違う?
ずいぶん久しぶりのわりには結構覚えている箇所があって、しかもその場所がそんなに特徴的なところではないことが興味深い。


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上の写真の辺りで怒られた記憶がある。

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クライマックスの7段の滝辺りは全然覚えてないなー。
後半は元森林鉄道軌道なので所々レールが残っている道を下っていく。雨は、後半少し降ったくらいで最後まで持ってくれた。
山登りとしては物足りなさはあるけど、東京からも近いしハイキング感覚で気軽に行けるので気分転換になかなかいいところだった。


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帰りに食べた信玄餅アイス。始めてたけどうまい!

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